小学生におすすめの鉛筆削りは「トガリターン」です。なんといっても、中の構造が見えるのが楽しい(スケルトンタイプ)。削り終わると自動で出てくる仕組みも楽しい。と、小学生心をくすぐる鉛筆削りです。鉛筆を削るのが面倒で自分でしない子どもにぴったりですよ。
買ってよかった!ソニックの手動鉛筆削り「トガリターン」
- 鉛筆がとがると自動で出てくる
- スケルトンタイプは削るしくみが見えて楽しい
- 倒れても削りカスが飛び散らないロック付き
結論からいうと、買ってよかったです。
「トガリターン」は、鉛筆がとがると自動でバックして出てくる手動鉛筆削りです。私が購入したのはスケルトンタイプだから、歯車が回って鉛筆を削る様子が見えるので、単に削るよりしくみが見えて楽しいし、削りカスがたまったのもわかりやすい。
子どもがガシガシ使って倒しても、ロック付きだから削りカスが飛び散らないのも助かります。
おもちゃの箱みたいなパッケージ
一見するとおもちゃの箱かと思うような、ポップでキュートなパッケージです。箱を開ける楽しみにもつながって、子どもへのプレゼントにも喜ばれそう。
ピカピカ輝く「トガリターン」のマークを見ると、とがって、ターンしてくれるから「トガリターン」なんだというのもわかりやすいです。
トガるとバックして出てくる「トガリターン機構」は特許を取得
「トガリターン」の使い方は、鉛筆をセットしてハンドルを回しつづけるだけ。鉛筆が削られてとがると自動で出てきます。この「トガリターン機構」は特許を取得している仕組みだそうです。
「トガリターン」に鉛筆をセットするのは、穴にぐっと押し込む必要があります。今まで使っていた一般的な手動鉛筆削りは、鉛筆をはさんで使うので最初はとまどいましたが、すぐに慣れました。小4の子どもの力でも大丈夫でした。もっと小さい子でも大丈夫だと思います。
▼トガリターンで削った鉛筆が出てくる様子を動画で確認できます
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「トガリターン」は、カラーバリエーションがいつくかありますが、私は透明バージョンを購入しました。中の構造が見えることで、息子がモノの仕組みに興味がわくかなと思ってスケルトンタイプにしました。「おもちゃみたいで楽しい」と喜んでいます。
中を観察すると、ハンドルを回すことで歯車がまわり、鉛筆を中に引き込みつつ、金属の部品を回転させて削っていく様子が見て取れます。歯車部分にオレンジやキミドリの色がついているので、確かにおもちゃみたいで楽しいです。とがると出てくる仕組みは、おそらくですが、鉛筆がとがったことで届く部品が押され、バネについた別の部品にふれてはじかれて、鉛筆が戻ってくるような感じです。
また、自動で出てくることで、削りすぎの防止にもなります。小学生4年生の1年間で覚える漢字の数は200字を超えるので、結構な量の文字を書くことになり、鉛筆の減りも早いなあと感じます。たくさん文字を書いて欲しいけど、一方で大切に使って欲しいとも思うのです。
ケースがロックできるから倒しても削りカスが飛び散らない!
「トガリターン」がいいなと思う一つに、削りカスが飛び散らないことがあります。通常の鉛筆削りでも少しひっかかりがあるので、少々倒れたくらいではケースが出てくるのことは少ないのですが、子どもがガシガシ使うとそれなりに倒れて、その拍子に細かなカスが出てきます。「トガリターン」は、ケースがロックできる上に、本体とケースに隙間がないので削りカスがほとんど飛び散りません。まあ、子どもがガチャガチャとロックで遊ぶという一面もありますが。
ロックの設定は、鉛筆を指す部分のパーツを一番下に下げるだけ。鍵マークと三角の印を合わせるようになっています。
鉛筆を削るときは、パーツを鉛筆マークの印を合せるにすると、鉛筆を差し込めるようになります。この状態でもダストケースはロックがかかってるのでケースは飛び出ません。
ゴミを捨てるときは、パーツ一番上に上げますダストケースのロックが解除され、ケースが取り出せます。ケースはハンドルのある方に引き出します。
ちなみに、透明だと削りカスのたまり具合がわかって便利です。
また、「トガリターン」には、机に固定するためのクランプの穴がありません。「クランプの穴」ご存知ですか?鉛筆削りの底の近くに穴があいていて、そこにクランプという器具を設置すると机に固定できるようになります。昔ながらの鉛筆削りはこの穴があるのですが、今は穴がないのも見かけます。穴がない分、コストも下がるだろうし、ダストケースの容量が増えるなどいいこともあります。机に固定しない我が家では穴なしでOKでした。最近の勉強スタイルでリビング学習が増えたため、机に固定しないほうが使いやすい家庭も多いのでしょうね。ちなみにウチは、ダイニングテーブルで学習しています。
鉛筆の芯が詰まったら、削る部分のパーツを外して
鉛筆を削っている途中で芯が折れて詰まったら、「トガリターン」のハンドル近くのリングを緩めて、削る部分のパーツを取り出します。詰まっている芯をつまようじなどで取り除いた後は、元に戻します。
キレイに鉛筆が削れる「トガリターン」
「トガリターン」で削った削りカスを見ると、細かく削れていることがわかります。
削る角度は、やや急でキレイに削れました。丸、三角形、六角形と一般的な形の鉛筆は全部削れます。色鉛筆もご覧の通り。
「日本文具大賞2017 機能部門優秀賞」「iFデザインアワード2018」を受賞
「トガリターン」は、日本と世界で受賞しています。「日本文具大賞」とは、その年の「機能面」「デザイン面」それぞれにおいて優れた文具に贈られるアワードのことです。その第26回となる「日本文具大賞2017 機能部門」の優秀賞を受賞しました。また、「iFデザイン賞」は、世界3大デザイン賞の一つとして知られていますが、その「iFデザインアワード2018」も受賞しています。
ソニック「トガリターン手動鉛筆削り」(透明)の商品詳細
価格 | 2,200円 |
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品番 | EK-4297-T |
材質 | 本体=ABS ダストケース=PS |
サイズ | 84×121×141mm |
メーカー | 株式会社ソニック |
※商品詳細情報は公式ページおよび製品パッケージより抜粋
まとめ
鉛筆削りの構造を見てみたいと思っていたかつての子ども、そして今の子どもにの好奇心を満たし、今の勉強スタイルにマッチするソニックの「トガリターン」。我が家はもちろん、子どものいる家庭の身近なアイテムとして愛用されているのだろうなと思います。ぜひ、末永く壊れずに役立ってもらいたい。
ソニックの手動鉛筆削り「トガリターン」が気になった方はぜひ、チェックしてみてください。